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宮都−大津・紫香楽

どうして大津や紫香楽に宮都が置かれたのだろうかという問いは、かつての上司であり恩師でもある滋賀県立大学名誉教授林博通先生の影響なのだろうと思います。とりわけ紫香楽宮関連遺跡(新宮神社遺跡・鍛治屋敷遺跡)は2000年からの新名神高速道路の発掘調査に従事したことから深い思い入れがあります。私の好きな東大寺と関わらせながら甲賀寺での大仏造営について考えているときは気持ちがとても高揚しました。また、遺跡の保存について様々な立場から考える機会を得たのもこのテーマでした。

単論「大仏造営と紫香楽宮」  

  『龍谷史壇』63 龍谷大学史学会 2018年9月1日

 

単論「甲賀寺にかかわる研究と問題点」  

  『条里制・古代都市研究』第29号、条里制・古代都市研究会 2014年3月

 

共著 畑中英二・大道和人「近江国分寺」

  『国分寺の創建 思想・制度編』吉川弘文館 2011年12月19日

 

単論「近江湖南における山岳信仰の系譜─紫香楽における大仏造営の背景─」

  『琵琶湖と地域文化 林博通先生退任記念論集』サンライズ出版 2011年6月4日

 

単論「天平17年以降の甲賀寺-近江国分寺との関わりを中心に-」  

  『日本考古学』第29号、一般社団法人日本考古学協会 2010年5月

 

単論「大仏造営の選地について-天平十五年以前の紫香楽の性格を中心に-」

  『考古学論究-小笠原好彦先生退任記念論集-』真陽社 2007年3月1日

 

単論「鍛治屋敷遺跡における鋳造の背景」

  『鍛治屋敷遺跡』滋賀県教育委員会 2006年3月

 

単論「紫香楽甲賀寺における大仏造営-甲賀市信楽町鍛冶屋敷遺跡の調査から-」

  『大仏はなぜ紫香楽で造られたのか-聖武天皇とその時代-』サンライズ出版 2005年12月1日

 

単論「聖武朝の土器-紫香楽の事例を中心に-」  

  『古代の土器研究会第8回シンポジウム 古代の土器研究-聖武朝の土器様式-』古代の土器研究会 2005年11月

 

単論「大仏造顕-天平十四~十七年の紫香楽-」  

  『財団法人滋賀県文化財保護協会設立35周年記念展 聖武天皇とその時代-天平文化と近江-』滋賀県文化財保護協会・滋賀県立安土城考古博物館・滋賀県立琵琶湖文化館 

   2005年7月

 

単論「甲賀寺をめぐる研究史抄」  

  『龍谷大学考古学論集 Ⅰ』龍谷大学考古学論集刊行会 2005年3月

 

単論「紫香楽宮阯発掘-昭和5年の発掘調査の経緯-」  

  『紀要』第18号、滋賀県文化財保護協会 2005年3月

 

単論「甲賀寺小考」

  『ザ・グレイトブッダ・シンポジウム論集第二号 論集東大寺創建前後』法蔵館 2004年12月18日

 

単論「甲賀寺・甲賀(紫香楽)宮研究の現状と課題」  

  『滋賀県立大学人間文化学部研究報告 人間文化』16号、滋賀県立大学人間文化学部 2004年11月

単論「甲賀寺雑考(続)」  

  『紀要』第15号、滋賀県文化財保護協会 2002年3月

単論「滋賀・新宮神社遺跡」  

  『木簡研究 第23号』木簡学会畑中英二2001年11月

 

単論「穴太瓦窯の再検討」  

  『古代文化』第53巻第1号、古代学協会 2001年1月

 

共論 畑中英二、山本孝行「紫香楽宮推定地・宮町遺跡SD6117ほか」

  『古代の土器3 都城の土器集成Ⅲ』古代の土器研究会 1994年9月

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